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【雑談】徒然なるままに~本当に無益な雑談です~

お世話になっております,弁護士の小見山です。

3月の投稿から気がつけば4月が過ぎ,
もうすぐ5月も過ぎようとしております。
最近更新がないというお声もいただきましたが,
話のネタを考える間もなかったので,
今日は,徒然なるままに思ったことを垂れ流してみますので,
お時間のある方はお付き合いください。

小職は昭和62年の今頃にこの世に生を受けたのですが,
概ね自分の誕生日を過ぎる頃に梅雨がやって来て,
梅雨が終わったと思ったら暑くなって夏が顔を出してくる
というイメージでしたが,
今年は誕生日と梅雨が来る前から夏が顔を出してきやがります。
暑いのと寒いのどっちが好きですか,あるいは夏と冬のどっちが好きですか。
というよくある下らない質問がありますが,
小職はどちらも苦手です。
そりゃ春か秋のような過ごしやすい日が好きです。
ただ,暖かくなると魚がよく釣れますし,
冬のキャンプは人も虫も少なくるので,
夏も冬も苦手なりに好きです。
上記のように答えると会話になりませんし,
十中八九天邪鬼と言われるので,
大抵はその時の気分でどちらかを選択して答えますが,
どっちが好きかといった
二者択一的な質問自体があまり好きではありません。
選ぶのが苦手なのかもしれません。

小職の血液型はB型なのですが,
B型はよく我が儘とかマイペースと言われるので,
あまり血液型診断は好きではありませんが,
ついつい●型っぽいなぁとか考えがちですよね。
人類をたった4類型に分けて性格を論じるというのは,
いかがなものなのかとすら思いますが,
自分の性格が割と我が儘でマイペースなので,
強くは言えないところですし,
何となくAB型はレア感があって憧れます。
ステレオタイプに分類されるのが好きじゃないのか,
B型のイメージが良くないことが多いから好きじゃないのかは分かりませんが,
何となく類型化されるのは好きじゃありません。

本当に徒然なるままに話していますが,
こうしてみると,
世の中色々と二者択一的というか白黒はっきり付けたがるというか,
何かと分類することが多いなぁと思います。

分類といえば,
昔何かの本で読んだか,父に聞いたか忘れましたが,
「科学」というのは,分類することだと聞いたことがあります。
「科」という漢字自体がそういう意味があるようですね。
例えば,「猿」とGoogleで検索すると,
哺乳類霊長目のだとかやたら詳細な分類がされています。
「水」といっても「雨」や「霧」,「氷」,「水蒸気」と
色々とありますし,そもそも「水素」と「酸素」の化合物です。

ちなみに自然科学以外にも社会科学である法律学も分類大好きです。
民法のパンデクテン方式なんかは正に分類の権化みたいなものです。
パンデクテン方式というのは,
法律の構成において,共通する事項は共通項として定める方式のことです。
例えば,民法は,「総則」,「物権」,「債権」,「親族」,「相続」の五編に分かれており,
この「総則」というところに他の四編に共通する事項が定めてあり,
更に「債権」は,「総則」,「契約」,「事務管理」,「不当利得」,「不法行為」の
五章に分かれており,やはり「総則」が他の四章に共通する事項が定められています。
要するに法律内をフォルダ分けしているわけですね。

科学とは少し違うかもしれませんが,
絵画のモナリザが画期的なのは,顔の輪郭線がないことだと聞いたことがあります。
確かに似顔絵なんかを描くときや,漫画のキャラクターなんかは,
顔を輪郭線で表現することにより背景や首などの他の部位と顔を区別しています。
モナリザはこれを色と影によって表現しているというわけらしいです。
輪郭線なのか,色と影かの違いはありますが,
いずれにしても表現の対象物をそれ以外と区別しないと,
人はその対象物を明確に認識することはできないんですね。

そうすると,
分類することで人はその対象を認識することできる,
あるいは分類することができなければ対象を認識し難い
のかもしれません。

科学と宗教はよく対比されますが,
宗教のイメージとしては,
崇拝の対象が何らかの超越した存在,
いわゆる「神」を崇拝の対象としていることが多いような気がします。
小職自身は特定の宗教に入信はしていませんが,
人が見ていないところで悪いことをすればバチが当たるとか
お天道様は見ているとか思いますし,
死んだら天国か極楽浄土かは別にしてあの世に行くんだなぁとかは思うので,
無自覚に何らかの信仰はあるんだと思います。
目に見えない何だか大きな力というか,作用のようなものはありそう
という程度には神様的な存在はいるかもなとは思っています。
仮に,これを神様という呼ぶのであれば,
その存在は決して認識できないものですから,
分類して認識しようという科学とは相容れないところがあるのかもしれません。
幽霊なんかも認識できない存在ですから,
「非」科学的な存在と言われてしまうんでしょう。

とまぁここまで色々と話してみましたが,
やはり話す内容を決めていなかったので,
何だかふわふわした感じになってしまいました。
「これを話そう」と決めることは,
他面で「それ以外は話さない」と決めることみたいです。
「それ以外は話さない」と言ったのにそれ以外の話をすることを
「話が脱線した」というので,
今回みたいに何も話すことを決めていないと,
話の脱線すらできないんだなぁということを実感しております。

たっぷりと読者の皆様の時間を浪費したところですが,
あまり小職は気にならないので,
やはり小職は典型的なB型なのでしょう。

さて,仕事しますか。笑

  令和5年5月吉日

              弁護士 小見山 岳